「・・・誰もいませんね。 気味悪いくらいに」 いつもは、一人か二人浪士がいるはずなのに・・・ 今日は、誰もいなかった。 ただ、静かな京の町の匂いが、わたし達を包む。 「・・・戻ろうか」 わたし達は、そこまで時間が経っていないにも拘らず、屯所へと引き返した。 ・・・だけど。 わたし達は、通りを塞がれていた。 見知らぬ顔。 ただならぬ、雰囲気。