知らなかったわけじゃない。 ――――あの出来事を。 忘れていたわけじゃない。 ――――わたし達に襲い掛かる、あの運命を。 逃げていただけだった。 目を背けていただけだった。 ・・・この世から消えてしまう、あなたの運命から・・・ わたしが、全ての元凶だった。 ほら・・・ね。 幸せな未来なんて、普通の日々なんて・・・ やっぱりわたしには、訪れない。