・・・斎藤さんは、あんな風に言ったけど。 わたしは、後悔しなくてもいいのに、と思う。 だって、別に悪いことはしていないから。 全ては、近藤さんの為・・・ 新撰組の未来の為なのだから。 だけど、そこも真面目な斎藤さんらしいんだけど。 空を見上げる。 曇りなき、澄み渡った夜空がわたしを見下ろしていた。 この空を・・・また、これからも・・・ 平助君と見ることが、出来るのだろうか?