ついに殺られたか・・・ 叫び声は、あの一声だけで、もう聞こえてはこなかった。 だけど、この暗い道を一人で歩くのは、少し怖い。 乱れていた息が整ったところで、わたしは再び走り出す。 一直線に、何も考えずに。 ただひたすらに屯所目掛けて走った。