自身満々に、言う土方。 その言葉に、強張っていた体から力が抜けた。 そのまま部屋の柱にもたれ・・・ わたしは眠気の波に呑まれていった。 あんな恐ろしい出来事を、わたし達は防げると思っていた。 その足音は、まだ歩みを止めていなかったのに。