その二人に、釘を刺す。 もう、誰にも死なれたくないから。 その日は、何も・・・ 怖いくらいに何も無かった。 嵐の前の静けさ、それがこの日だったのかもしれない。 ただわたしは・・・ 平助君がまた戻って来ることが嬉しかった。 ――――もう、タイムリミットは近付いていたのに・・・