どうして、どうして強くなれないの? どうして、どうして―――― わたしは弱いままなの・・・? 強かったら、この運命にも立ち向かえたのに。 平助君を救えたのに。 力の無いわたしなんて・・・必要無いじゃないか・・・ もしかしたらあの日、初めて逢った時から・・・ 諦めていたのかもしれない。 この、叶わない恋を。