平助君は、もうすぐいなくなるというのに・・・ いつもと変わらない、いつもの風景。 こんなにも、時間というものは儚いものだったことに、今気が付いた。 出来ることなら・・・ 過去に戻って、平助君を助けたい。 後悔は、何も役に立たない。 未来にも、現在にも、過去にも・・・ わたしが幸せになる道なんて、どこにも無かったんだ。