------ ---- -- 「むーつき!! 朝餉食べに行こ?」 「あ、はいっ。待ってください」 アタフタと、準備をするわたし。 わたしと平助君の頭には、同じ髪紐がついている。 それを見て、口元が緩んだ。 だけど、その口元を隠すべく、顔を隠す。 前を歩いて行ってしまった、平助君を追いかけた。