わたしの未来が急激に動いたのは、たぶんこの時だろう。 そして今までに無い位、絶望を味わったのもこの時。 どうして、どうしてこうなってしまったのだろう? わたしと、平助君の未来を消したあいつ。 あんなに憎んだ奴は、これから先にも後にもいない。 お願いだから・・・ もう、これ以上わたしを闇の中に・・・ 引きずり込まないで――――