------ ---- -- 夜になり、わたしはあの懐かしい風呂敷を開いていた。 中には宝物の写真と、父さんからのプレゼント。 中の飴玉は、もう食べることは出来ないが、あのキラキラとした輝きを今も放っている。 写真は・・・色あせてセピア色へと変わっていた。 あの辛い記憶は、今は思い出へと変わっていた。