幸せだった。


けど・・・心の中で何かが突っ掛かっていて・・・


それが何だったのか、わたしには分からなかった。



ただ、これだけは分かる。


それは、平助君絡みだということ。



平助君のあの表情は・・・伊東絡みだということ。


どうして、わたしは気付かなかったのだろう。