こんなに幸せで、いいのだろうか。 これは・・・夢じゃないの? 繋いだ手の温もりを確かめながら、屯所へと帰る。 あの桜のように、散ってしまうのだろうか。 まだ、隣に平助君がいることが嬉しい。 ただ、こんな時間が続けばよかった。 これ以上のことなんて、望む気も無かった。 ただ、平助君が隣にいればよかった。