「そう? じゃあ、僕は巡察行ってくるね」 「はい、黙っててすみませんでした。 それと・・・」 ――――行ってらっしゃい。 少し照れながら、手を振った。 嬉しそうに、手を振りながら部屋を出て行く平助君。 その姿は、やっぱり輝いていた。 でも・・・この和やかな雰囲気は、すぐに壊された。