------

----

--


『パリィィィンッッ』



その音に、皆の視線が突き刺さる。


でも、今のわたしにはそんな事気にしていられない。


わたしの目は、一転に釘付けになっていた。



周りから、あの名前で呼ばれている男・・・



歴史は――――変わっていなかったのだろうか?


運命は・・・未来は変えられなかったのか?