あれから、わたしは土方さんに自分の決意を話した。 土方は話を聞くだけで、何も言わなかった。 追い出されると思ったが・・・ 『ここに居たいのなら、居ればいい。 女人禁制だが・・・今更お前が居なくなったら、変に思われるしな』 誰も、わたしを追い出そうとなんてしなかった。 だから、わたしは新入隊士の紹介と同時に、全てを話すということになった。 まあ、何と言われても出て行く気なんてないけど。 ――――わたしも、つくづく変わったと思う。