「しんぱっつぁん、行ってらっしゃい」


「おう!!」



片手を挙げて、歩いていく永倉さん達を見送る。


永倉さんは・・・江戸に向かっている。


新撰組の隊士を増やす為だそうだ。


歴史上、これであの人が入隊してくるのだが・・・


わたしは、それに足掻いた。


あの人さえ入ってこなければ、あんな未来変えられるのだから。