虹の向こうへ~君と見た空をもう一度~



何も負い目を感じることなんてないのだ。


悪いのは――――全てわたし。


騙し続けていた・・・秘密を隠し続けてきた、何も話さなかったわたしが悪いのだ。



「藤堂さんは・・・笑っていてください。藤堂さんが笑わないと――――」



わたしから、太陽が消えてしまうようだから。


わたしが変われたのは・・・藤堂さんのおかげだと思うから。



「む・・・つき?」


「ほら・・・笑ってください」



無理やりかもしれないけど、藤堂さんに暗い顔は似合わない。