感謝してるけど、でも・・・



「睦月~!!」


井戸で顔を洗っていると、一条が話しかけてきた。



「おはよう」



「おはよう!・・・ってどうした?」



わたしは小さな声で一条に、ずっと思っていた事を聞いた。



「お前は、人を斬るのが怖いか?」