虹の向こうへ~君と見た空をもう一度~



「そうなんですか・・・」



やっぱり優しいんだな、近藤さんは・・・


理由を聞いて、小さく温もりに触れた気分がした。



でも、わたしは大坂に行きたい。


藤堂さんや一条が行くのならなおさらだ。



「俺、土方さんと話をしてきます」



そういい、わたしは沖田さんたちの部屋を後にした。