「えーっとですね・・・永倉さんが振り上げて隙ができたのを狙って、脇を通り回り込んだんです」
「見えなかった・・・すげぇなお前!」
その言葉に隊士達は凄い凄いと褒めてくる。
そんな中でもわたし表情を崩さない。嬉しくないわけじゃないけど。
「じゃあさ~、次は僕とやりましょうよ~」
・・・まだ始めたばかりのわたしに、『天才剣士』と言われた人と勝負しろと?
答えは・・・無理だ。無理に決まっている。
「無理ですよ」
「え~なんでですか、やりましょうよ~」
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