「杏華、落ち着け!」 「…隼人は美桜の肩を持つの?」 「違う…!」 「もう…いいよ!わかりきってたし。」 「きょ…杏華」 「行こ、爽」 あたしは、爽の腕をつかんで屋上を出ようとした。 もうこれだけで……胸が痛いのに―………。 もっと隼人は、あたしを、 傷つける。 ――愛してよ、隼人。 心のどこかであたしは隼人に愛をもとめてる。