「あれ?隼人と美桜は?」

「あぁ、屋上に行ったと思うよ」





俺と杏華は美桜たちを探した。

荷物はあるのに姿が見えないから。





「なんで2人していないんだか」

「…仲良しだよ?あの2人は」

「あ?…美桜の彼氏は俺」

「知ってるよ。隼人の彼女はあたし」





2人してそんな会話をしながら屋上へ向かった。