「みんなに渡したいものがあるの」 「「「…えっ?」」」 「これ。美桜がずっと書いていた日記。“あたしが死んだらみんなに渡して”って言われていたの」 そう言って渡されたノートは、美桜が毎日つけていた日記。 …おばさん。 涙を浮かべ声はガラガラで。 俺たちと同じようにおばさんも美桜を失ったんだ。 …微笑みながら逝くなんて。 美桜はそんなに幸せだったか――……?