「支えて…くれるの?」






聞きたくて聞けなかった。


“無理って断られるかもしれない”

と思って怖くて聞けなかった。


側にいて、

彼氏でいてくれるだけで、

“ありがとう”


だから――…………。



あたしにはもう残り少ない人生だから。