乙女魔法壁隊GARNET RIBBON

「許サヌ、モウ許サヌ、グオァァァ~ッ!」

オクトアスタは、傷ついた口の中を構う事もせず、今度は残る牙に火炎ブレスをまとわせ、再度五人目掛けて突進してきた!

「リオン様!奴はもう、怒りで冷静な判断の出来ない、雑魚モンスターと代わりありません!

さあ、必殺技の準備を!」

キャロルがそう答え、ふらふらしながら立ち上がると、それに続いてメイ、ニーナ、エルザもよろめきながらも立ち上がり言った。

「コレで終わりでは…ありません事よっ!」

「必ず、開花させて見せるぜっ!」

「この…想いっ!」



「『魔法壁!ガーネット・ブルーム』!!」



オクトアスタが、炎の牙で四人の薔薇の蕾をかみ砕こうとした、その瞬間、先程までと比べ、より紅き光と共に、その魔力の薔薇の蕾は、花びらを広げ美しく開花した。

そして、開花した際にその花びらによって、迫り来た魔竜の指先は、丁度握りしめようとした手を押し広げられるかの如く弾かれ、オクトアスタは、全くの無防備なまま、弱点の核をリオンの目の前にさらけ出す事となった。