ビター アンド スノウのレビュー一覧
5.0
「…っ、シュンちゃんなんてだいきらい!」
飛び出したわたしを、追いかけてくることさえないの?
寒くて、気づいたらシュンちゃんみたいに口元をジャケットに埋めてた。
ポケットに手をいれてた。
シュンちゃんがいない場所でも
わたしはシュンちゃんに染まってるの。
…ねぇ、シュンちゃん。
“私たち”から“私”に戻るなんて、
私たちには、できないよ。
・・・・・・・
二人の思い出の中には、いつも雪があって。
切なくてはかないけれど、芯のある、心に深く残る描写に、ただただ圧巻でした。
好きな人の癖がいつのまにかうつってしまうほど、そばにいる。
そんな風になれる相手がいたらいいな、と思いました。
繊細に描かれた心理描写と、世界観の美しさに惚れ込んでしまいました。
とても、素敵な作品です。
愛姫さま、素敵なお話をありがとうございました*゜
彼が語る初めてのふたりの未来は、ずっと変わらないと思っていたの。
「俺が、悪いんだ」
ほんとうに、これでいいの?
髪についた、淡い細雪を振り払う方法さえ、わたしは知らない。
「私」には、まだ戻れない。戻りたくない。あなたに、はらって欲しいよ。
そしたら、今度はわたしもはらうからね。
それがわたしの願い、であり、未来であってほしいから。
――ねえ?シュンちゃん。
今度はあなたが、染まる番だよ。
冬の寂しくて、凍ってしまいそうな気持ちを、じんわりとあたためてくれる作品でした。
言葉巧みに心情が表現されていて、ほんのり暖炉が灯るように、心があったかくなりました。冬の雪ならではの素敵な作品でした、ありがとうございました!
ぜひご一読くださいませ!
「俺が、悪いんだ」
終電なんてとっくに終わった
染み込んだ“シュンちゃん”は
まだあたしを解放してくれない
「シュンちゃんなんて、大っ嫌い!」
―――明日は、2人の記念日で
…まだ君のこと、離したくないよ
■■
自分でも気付かないほど、自然に体に染み付いていた彼氏の癖。丁寧な回想の描写に思わず感情移入してしまいました。
悲しいようで、強く、じんわりと心温まるお話です。
是非ご一読を(*^ω^*)
あなたとの未来しか信じることが出来ないから あなたとの未来しかわたしにはないから 雪の降る日に あなたとまた 仲直りの、キスをしよう。 *** 冬らしい、寂しいけどほっこりと温かさが残るような、そんな雰囲気がとても良かったです。 寒空の中での主人公の思いで 今までの二人が蘇ってきて その二人の温かさが浮き出ている、さすがだなと思える作品でした。 二人は、 仲直りのキスはできたかな。 これからも、ずっとずっと 素敵な二人でありますように。
あなたとの未来しか信じることが出来ないから
あなたとの未来しかわたしにはないから
雪の降る日に あなたとまた
仲直りの、キスをしよう。
***
冬らしい、寂しいけどほっこりと温かさが残るような、そんな雰囲気がとても良かったです。
寒空の中での主人公の思いで
今までの二人が蘇ってきて
その二人の温かさが浮き出ている、さすがだなと思える作品でした。
二人は、 仲直りのキスはできたかな。
これからも、ずっとずっと
素敵な二人でありますように。
突然告げられた別れの言葉。
好きなのに、大好きなのに。
色々な感情が自分の中に渦巻く。
コートに覆われた口元、
ポケットに突っ込まれた手。
無意識にしてしまっている、彼のくせ。
“私”には戻れない。
“私たち”がいいの。
私はシュンちゃんで染まっている。
それなら、シュンちゃんも私で染めよう。
まだ、終わっていないから。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆
読んでいて涙がこぼれました。
無意識に彼の癖をしてしまってる
柚ちゃんは、ほんとに彼のことが大好きで
彼の色に染まってるんだなって思いました。
切ないけど、それだけじゃなくて。
柚ちゃんのシュンちゃんのことが大好きな気持ちが温かくて。
なんだか勇気にもなりました。
とても素敵な作品をありがとうございました!
みなさま、ぜひご一読を!
・
明日、記念日になるはずだったのに。
いきなり彼から告げられた別れ。
だけどやっぱり、浮かんでくるのはシュンちゃんの思い出ばかりで。
だからもう一度、やり直そう?
**
主人公の想いがとても、分かりやすくひしひしと伝わってきました。
冬に、本当にありそうなお話しで共感しやすかったです。
2人が幸せでありますように。
ぜひ、ご一読を!
・
突然訪れた、
大好きなきみとの別れ。
納得した振りをして
物分かりのいい振りをして
だけどやわらかい雪に
きみを想わずにはいられない。
きみ色に染まった雪を
今度は、わたしが
染めてみたいんだ。
『 雪がきみの色になる 』
大好きなひととの別れ。誰もが経験することですが、あなたも物分かりのいい振りをしているだけではありませんか?
戻れなくてもいい、それでも、それでも、
…そんなふうに雪のなかを走った彼女に、あなたも勇気を貰ってください。
冬らしい素敵なお話です!