しかし!


問題が発生。









「花音」

「なに?未菜」

「あたし……雅人が好き//」

「うぇ!?」








未菜が!?

雅人を!?









「嘘だ」

「なんでよ?」









クスッと微笑むその顔はもう“恋”している顔だった―……。









「未菜」

「ん?」

「応援するよ、未菜の初恋だもん」

「花音…」

「あたしの未菜を泣かせる人は許さないからね?」

「うんっ」









目にたくさんの涙を溜めて微笑む未菜は、

1番綺麗だった―……。