“時空のゆがみは、目には見えない。戸を開いた先ということもあれば 建物の角を曲がった先ということもある……。 幼い彼女は家の戸を開けたさいに時空のゆがみに入ってしまい未来へ飛ばされた” ハッ!!と、私は白蘭さんの隣を歩きながら、気がついた 『じゃあ、彼女には本当を父親と母親が江戸時代に存在するってことですか?』 “……母親の名前は咲月” あれ?咲月……ってどこかで聞いたことあるような……。 “父親の名前は斎藤一” 一君!?!? サタン飯塚のお父さんは一君なの!?!?