「……俺の名前は、斎藤一だ。壬生浪士組の三番組組長をしていた」




『私の名前は、安西姫時です。この家の住人ですヨロシク』




「あぁ、よろしく頼む」




猫が、堅苦しい言い方をしているほど奇妙な物はない。




いやまて、猫が喋ってる時点でそもそもおかしいのか?



なんかいろいろ感覚麻痺を起こし始めてるんだけど……。




私は、机でご飯を食べながら。床でご飯を食べる斎藤さんと話していた。