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「はい」
「あ、すみません……」
先輩の家は、学校から20分くらい歩いたところにあった。
うちからだと30分くらいかかる場所だけど、思ったよりも近所に住んでてびっくりする。
入ってそのまま、2階にある先輩の部屋にあげてもらって。
指定されたクッションの上に座って待ってると、先輩が紅茶を持ってきてくれた。
「キレイにしてるんですね」
見渡す限り整理整頓された部屋は、先輩っぽい。
物がっていうよりは、家具が少ない感じがする。
机と小さいテーブル、それをベッドがあるだけ。
壁一面がクローゼットになってるから、そこに全部しまってるのかな。
そんな風に思いながら眺めていると、先輩が笑う。
「クローゼットの中は、服と本ぐらいしか入ってないけど見たい?」
「えっ、あ、いえ! すみません、キョロキョロ見ちゃって」



