恋の罠 *- 先輩の甘い誘惑 -*



送ってきてくれた先輩を家の門の前で見送ってから、その足でバイトに向かった。


3日間だけのバイトは、駅前でのティッシュ配り。

短期だし、3日働いただけで6000円だしって事で決めたんだけど……。


コレが結構きつい。

想像したとおり、足が棒だし。


それでも、今日で最後だから。

そう自分を奮い立たせてティッシュを配って、3人に1人くらいに煙たがられたりして。

人生初バイトが終了。


6000円をもらって気持ちは舞い上がってたのに、身体がついてこなくて、重たい足を引きずりながら家に帰った。


……で。

いつの間にかつぶっていた目を開けると、時計は6時を指していて。

それが朝の6時だって認めるまでに時間がかかった。


だって、寝た記憶がない。