やっぱりちゃんとお礼すべきだと思った私は、またB組に来た。

「あ、奈美ちゃんじゃーん」

「あ、勇斗くん」


勇斗くん、ナイスタイミングっ


「あの、涼くん呼んでくれるかな?」

「涼?いいよ」