「付き合ってくんね?」

「買い物ですか?」

「そうじゃなくて、こーゆーこと。」

そう言うと、男の子は私に近寄ってきた。
私は、なんだか危険な気がして、教室から出ようとした。
なのに、

―ガタガタ

…開かない。

ヤダ…