「ふざけないでください…!!!」

「はあ?全てあんたがいけないんだよ」

「私が悪い、確かにその通りかもしれない。私が涼くんと別れないから。でも、私にとって大切な、とっても大切な人達を傷つけるっていうのは、あまりにもおかしいです!私は、


私は、相手が先輩だろうと許しません」

「な、なによ、早く選択しなさいよ」

「まだ、犠牲にしようとするんですか?なら、私が犠牲になります。涼くんとも別れないし、優美も勇斗くんも傷つかない」