同い年の恋人 2




あっ!佳幸に頼まれてたんだ。


「待って幹生
これ!佳幸が幹生に誕生日プレゼントだって」


「あいつが?オレに?」


「うん」


「珍しいな~明日は雨か?」


「何 何 開けてみようよ
あいつの趣味!何買ったんだろう」


幹生は包装紙をビリビリに破って急いで開けた。


すると


すぐにその手を止めて 机の引き出しに入れたのだ。


「何?なんだったの?」


「いや!何でもない!
くそーーーあいつ!覚えてろよ!」


「何よ
あたしに言えないこと?」


「うん」


言えないこと!と言ったことにあたしは幹生にムカついた。