あたしが無言のまま じっとしてるからか 「こら!早く切り替えて残りの仕事しないと夜がふけるぞ!」 って… 「ああ…そうだった…」 「また顔を洗ってきな」 野山さんに言われまたトイレも兼ねて洗面所へ行った。 野山さんに強く抱きしめられた肩に、いまだに違和感が残ってる。 数分後戻ると 後残り一枚が野山さんの手で仕上がってた。 「うそ…もう? 早くないですか?」 「実は…」 と、野山さんが話始めた。