「泣いてないです」 「嘘つけ だったら振り向いてみろ」 「今一生懸命作成してるので振り向く時間がもったいないです」 かなりの強情なあたし… 「そこ退けって!」 とうとう泣いてるのを見られてしまった。 「やっぱりな… 顔洗ってきな」 あたしは言われるがまま… 洗面所に向かった。 野山さんの出現はホントに心強いありがたい また事務所に戻り 「すみません 代わります」 野山さんにそう言うと 「休憩して先に晩御飯食べようか」 と、さっきの袋を取り出した。