同い年の恋人 2




だんだん焦りと不安で寂しくなった。


そして、ついに涙が…


その時
事務所の扉が開いた。


すぐに涙を拭いてパソコンとにらめっこ。


「差し入れ買ってきたぞ」


と、袋をカシャカシャさせながら入ってきたのは 野山さんだった。


「ありがとうございます」


と、返事はするが振り向けない。


だって泣いてるのがバレるから


「手伝ってあげるよ
代わるからそこ退いて」


「だい…じょうぶ」


「もー!泣きながらしてたら倍時間かかるだろ」


バレてる…