同い年の恋人 2




~キンコーン~


定時終了のチャイムが鳴り響く。


「倉木さん 行こう」


「栄田さんも一緒ですか~?」


「そうよ!
あたしたちは よく気の合う人で行くのよ~
えっ?あたし邪魔みたいな?」


「いえいえ…
反対です! 居てくれてうれしいです だって野山さんとか…田島さんとか 何を話していいか わかんないですから…」


「あの2人が揃ってれば 会話なんて探さなくても結構話せて楽しいよ」


「そーなんですか~」


そうかもしれない…