あたし…ヤバい…
泣きそう…
今にも
『離れたくないよ~行かないで!』
って 叫んじゃいそう…
幹生は、振り返らずまっすぐ 搭乗口へと向かってる。
その時…
こっちを振り返り
荷物をそこへ置いたまま 戻ってきた。
そして
「沙弥…
離れたくねーよ」
あたしをギュッと 抱きしめ耳元でそう言った。
あたしと同じことを考えてたんだ…。
あたしも幹生を抱きしめ
「幹生 がんばれ!
帰ってくるのを ずっとずーと待ってるから」
と、答えた。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…