やっと幹生と会える日が来た。 「いつもごめんな オレの都合ばかり言って」 「いいよ 気にしないで」 素直に謝る幹生はなんだか変 そして話題は進路に… あたしの希望イコール事務 それを選んだ訳も話した。 「それってオレのためみたいじゃん! そんなんで自分の進路決めていいの?」 予想もしなかった幹生の反応にあたしは複雑な気持ちになった。 「別に…それだけじゃないし… これ以上勉強したくないだけだし…」 「ならいいけどさ」 もしかして迷惑?