同い年の恋人 2




あーあ…つまんない


「彼女の貫禄ってもんかな?
デンッとしちゃってぇ~
さすがだな~」


と、いいながら佳幸があたしの隣に座って来た。


「当たり前じゃん
幹生はあたししか 好きになんないんだから」


「その発言可愛くねーぞ」


と、少し笑う。


佳幸は、あたしの性格をよく知ってるから、わざと『お前大丈夫?』なんて言わないんだと思う。


優しくされると泣いちゃうから…


「あっ!佳幸 車で来てる?」


「来てるけど?」


そうだ 佳幸に二人を頼もう。