「なんなの!? エラそうに！」
「俺は偉くねえよ。お前が七海に命令する権利もねえのと同じだ」
「命令なんてしてない！」
「なら、七海自身が決めたことに口出しすんなよ」
「あんたこそ横からしゃしゃり出てこないで！」
言い合いを続ける花梨ちゃんと大地の顔を、あたしはオロオロしながら交互に見比べた。
だ、大丈夫かな？ どんどん花梨ちゃんのボルテージが上がってきている。
実は花梨ちゃんって、キレるとかなり怖いことになるタイプなんだけど。
「か、花梨ちゃん？ あの、ちょっと落ち着……」
「七海ちゃんは黙ってて！」
「あ、はい」
ズバッと邪魔者扱いされて、あたしは素直に引っ込んだ。
てか、あたしがこのトラブルの原因なんですけど、張本人がカヤの外ですか……？
「あんたは七海ちゃんを利用してるだけでしょ!? あたしは七海ちゃんのためを思ってるの！」
「それなら親友の恋を応援してやれよ」
「そんなことできるわけないでしょ!? いずれ七海ちゃんが苦しむのが目に見えているのに！」
「お前、バカか？」
「はあぁ!? 今、なんつった!?」
大地の吐いた暴言に、花梨ちゃんの頬がピクピクッと痙攣した。
だ、大地お願い！ これ以上刺激しないで！ 花梨ちゃんが爆発するー！
「俺は偉くねえよ。お前が七海に命令する権利もねえのと同じだ」
「命令なんてしてない！」
「なら、七海自身が決めたことに口出しすんなよ」
「あんたこそ横からしゃしゃり出てこないで！」
言い合いを続ける花梨ちゃんと大地の顔を、あたしはオロオロしながら交互に見比べた。
だ、大丈夫かな？ どんどん花梨ちゃんのボルテージが上がってきている。
実は花梨ちゃんって、キレるとかなり怖いことになるタイプなんだけど。
「か、花梨ちゃん？ あの、ちょっと落ち着……」
「七海ちゃんは黙ってて！」
「あ、はい」
ズバッと邪魔者扱いされて、あたしは素直に引っ込んだ。
てか、あたしがこのトラブルの原因なんですけど、張本人がカヤの外ですか……？
「あんたは七海ちゃんを利用してるだけでしょ!? あたしは七海ちゃんのためを思ってるの！」
「それなら親友の恋を応援してやれよ」
「そんなことできるわけないでしょ!? いずれ七海ちゃんが苦しむのが目に見えているのに！」
「お前、バカか？」
「はあぁ!? 今、なんつった!?」
大地の吐いた暴言に、花梨ちゃんの頬がピクピクッと痙攣した。
だ、大地お願い！ これ以上刺激しないで！ 花梨ちゃんが爆発するー！
