部活だ、だけど俺は小山のことしか考えていなかった。 「拓哉先輩!階段で筋トレしてきます」 張り切って体育館にいる先輩に言った 「そ、そうなの…?」 拓哉先輩は最初ビックリしてたけど承諾してくれた。 「じゃ、行ってきます!」 ユニフォームに着替え身軽に階段をかけ上がった。 吹奏楽部の楽器の音がどんどん近付いていく 4階についた。 だけど階段のとこには小山はいない… がっくり肩を落として階段を降りていく。 「頑張って!」ってまた言ってもらえると、すごく期待してたんだ。