「お義父さんもですかッ?!!」
俺の脳内で導き出した答えが、
『俺に土下座をさせる為の演技』だという事。
それは、恐らく
―――――――お義父さんに課せられたミッション
呆気に取られて、腰を抜かしそうになると
「フフフッ。やっぱり隼斗君は勘が鋭いねぇ」
「ッ!!」
何、暢気な事を言ってるんですか!!
お宅らは、あのババァに利用されたんですよ?!
あぁ~~もう、本当に………胸糞悪ィ!!
戦意喪失といった状態の俺は、
正座していた足を崩し、胡坐を掻いた。
ゆのが愛らしい顔で覗き込む。
今はこれだけが救いだな。
フッと思わず頬を綻ばせると、
「さっき、隼斗君に言った言葉は嘘ではないよ。父親としての本心だ」
「………」
「しいて言うなら、父親として娘を嫁がせたのは1年も前だ。だから、気持ち的には1年前に既に娘を君に託している。さっきのはあれだ………なんて言うか……再確認的な意味合いに近いな………ん~」
何、1人で納得してるんですか?!
ってか、俺が脱力してるからって、フォローは要りませんよ!
余計に虚しくなるじゃないですか。



