ふわりと彼のパジャマが頬に触れたかと思えば、
あっという間に彼の下に。
隼斗さんは私を抱きしめたまま、向きを変え
いとも簡単に覆い被さってしまった。
「はっ、隼斗さん?////////」
「フッ」
あぁ~~ぁ~~もう、ダメ!!
この体勢で大人しく寝てくれた例がない。
吸い込まれるように彼の瞳を見つめると、
ゆっくり影が降ってくる。
再び、熱い吐息が顔にかかり
私はギュッと目を閉じた。
すると、
「今年1発目の初モノだから、じっくりたっぷり味わうとするか」
「ッ?!////////」
彼の言葉に驚いて、無意識に目を開けると
妖艶な眼差し向けながら、唇を舐める彼。
あまりにも艶めかしくて、眩暈が……。
おでこにそっと触れる彼の唇。
ゆっくりと鼻先へと……。
そして、その柔らかい感触は
まだ、甘い余韻の残る唇へと……。



