「はっ……ゃ…とッ……さんッ」
「……ん?」
キスの合間に、やっとの想いで言葉を紡ぐ。
彼はしれっとした顔で。
何だか、彼だけ余裕なのが悔しい。
そりゃあ、恋愛経験豊富な彼相手に、
私がリードするなんて出来るはずもなく…。
もう、私はどうしたらいいの?
「ゆの」
「……はい」
「そんな顔するな」
「へ?」
「俺をどうしたいんだ?」
「……////////」
彼に問われて、思わず脳内で……。
物凄い事を考えてしまった。
まさか、私が隼斗さんを……。
「フッ、何を想像してんだか」
「なっ?!////変な想像なんてしてませんよ////」
私は必死に弁解しようとするが、
「フフッ、俺は『変な』とは言ってない」
「ッ?!////////」
ニヤリと更に不敵な表情を浮かべる隼斗さん。
ああぁぁ~~~
自分で自分の首をしてるわぁ~~。
誰かぁ~助けてぇ~~!!



