家元の寵愛≪壱≫



「隼斗さん、あっち向いてて下さい」

「フッ……ん、俺先に入ってるな」

「はい/////」



身体も髪も洗って、浴槽に浸かる俺ら。


俺はゆのの腕を掴んで――――――


「そんな隅に浸かってないで、こっち来いって」

「んッ!!////////」


俺はゆっくり手繰り寄せた。

湯温のせいなのか、俺のせいなのか。

ゆのは頬を薄紅色に染めて……。


「もう////隼斗さんは…////」

「フフッ」

「何ですか?鼻で笑って」

「後が支えて時間が無いし」

「ん?」

「今は風呂の中だしなぁ~」

「ん?何が言いたいんですか?」


頬と頬が触れそうな距離で

上目遣いで煽り顔。

本来なら完全にアウトだが。


「誘うのはやめろ。俺を一体、どうしたいんだ?」

「なっ!?////さ、誘ってなんていませんよ////」


プクッと脹れたゆのの唇にキスを落とす。

軽く口唇内を甘く犯すと

トロンとした表情のゆのが。

ヤバッ、この場で味わいたくなるだろうが。