ブーツを履き終えたゆのが玄関に鍵をかけて。


「隼斗さん、お待たせしました」

「んー……」

「ん?どうかしましたか?」


俺は腕を組み、ゆのを上から下へ

下から上へと隈なく眺めて…


「そんなにオシャレしなくてもいいんじゃねぇの?」


こんなに可愛いゆのを世の男共に

見せてやるのは勿体ない!!


「えっ…だって、隼斗さんと久しぶりの1日デートだもん////」


ゆのは俺がプレゼントしたポシェットを握りしめ

頬を赤く染めて恥ずかしそうに俯いた。


そんな可愛い事言われたら、

ますます出掛けるのを止めたくなるだろうが。


ゆのは俯き加減でポスッと俺の胸に倒れ込んだ。

あぁ~~マジで出掛けるの止めるか?!


「ゆの、これから出掛けるって時に誘うのはやめろ」

「なっ!!////さ、誘ってなんか////」

「フッ、説得力がねぇぞ?」

「ッ!!////もう////」


可愛らしく、俺の胸をトントン叩くゆの。

っく~~~たまんねぇ~~!!